夏の掃除はめんどくさい!?最低限きれいにしたい3つのニオイ発生源
夏の掃除はめんどくさいと感じる方も多いでしょう。
暑さが厳しい時期には、ただでさえ体力が奪われがちです。
掃除することが億劫だとおもうこともしばしば。とはいっても、夏は湿度が高く、カビや雑菌が繁殖しやすい季節です。
ですので、最低限押さえておきたいニオイの元をキレイにしておいて、できるだけ掃除する回数を減らしてみてはいかがでしょうか。
夏の掃除は確かに大変ですが、その分清潔な環境を保つことができます。
ぜひ、この機会に家全体を見直し、清潔で快適な空間を作り上げてみてください。
目次
夏こそしたい掃除1:電子レンジ/炊飯器
キッチンは家の中でも特に汚れやすい場所であり、
その中でも電子レンジと炊飯器は使用頻度が高く、汚れやにおいが蓄積しやすいです。
特に夏場はにおいがこもりやすいため、これらの家電を清潔に保つことで、快適なキッチン環境を維持することが重要です。
電子レンジの夏の掃除:全面拭き取りでにおい除去
電子レンジは、食べ物の加熱や調理に頻繁に使われるため、汚れやにおいがたまりやすい家電の一つです。
特に、加熱台やターンテーブルは定期的に拭くことが多いですが、意外と電子レンジ内の天井部分は見落としがちです。
食べ物の汁や油は加熱中に飛び散り、中の天井にも付着します。そのため、使用後は、電子レンジがまだ暖かいうちに、天井を含めて全面を拭き取りましょう。
「電子レンジを掃除する場合、加熱台やターンテーブルはよく拭くと思いますが、意外と庫内の天井は忘れがちです。
でも、食べ物の汁や油は上にも飛び散るので汚れやすく、その汚れがにおいます。
使用後、電子レンジがまだ暖かいうちに天井を拭いてきれいにしましょう。」
炊飯器の夏の掃除:蒸気口と外釜のにおい対策
炊飯器は、内釜や内蓋を毎日洗うことは多いですが、炊飯器全体の掃除は行っていますか?
特に、蒸気口や外釜には汚れやにおいがたまりやすいです。
最近では、炊飯器を使ったおかず調理が人気ですが、煮込み料理などに使うとにおいがこびりつくことがあります。
こまめに全体を掃除することがポイントです。
「蒸気口や外釜にも汚れやにおいがたまります。
最近は炊飯器を使ったおかず調理が人気ですが、煮込み料理などに使うとにおいがこびりつきます。
なるべくこまめに全体を掃除しましょう。
掃除しやすい場所に炊飯器を移動し、外せる部品は全部外して水洗い。本体は拭き掃除をします。
クロスが届かないような細かい部分は、ティッシュを巻いた爪楊枝でクルクルと汚れをかき出しましょう。」
効率的な夏の掃除方法とコツ
電子レンジや炊飯器を掃除する際には、以下の手順とコツを守ることで、効率的に汚れやにおいを取り除くことができます。
- 1.使用後すぐに拭く
電子レンジや炊飯器を使用した後、すぐに内部だけでなく外部も拭くことで、汚れが固まる前に取り除けます。
特に電子レンジは、使用後まだ暖かいうちに拭くことで、汚れが落ちやすくなります。
- 2.取り外せる部品の洗浄
炊飯器の内釜や内蓋、電子レンジのターンテーブルなど、取り外せる部品はすべて取り外して水洗いしましょう。
これにより、細かい汚れやにおいも取り除けます。
- 3.隅々まで掃除する
電子レンジ内の天井や炊飯器の蒸気口など、見落としがちな部分もしっかりと掃除しましょう。
クロスが届かない細かい部分は、ティッシュを巻いた爪楊枝を使って汚れをかき出すと効果的です。
夏こそしたい掃除2:ゴミ箱
キッチンのゴミ箱は、料理の際に発生する生ゴミや食品の包装など、さまざまな種類のゴミを捨てる場所です。
そのため、汚れや臭いがたまりやすく、衛生的に保つことが難しいことがあります。
ここでは、洗える素材のゴミ箱を選ぶことのメリットについてご紹介します。
キッチンのゴミ箱は洗える素材がおすすめ
キッチンは、臭いがこもりやすく、その問題が特に夏場に顕著になります。
そこで、臭い対策としておすすめなのが、洗える素材のゴミ箱です。
プラスチック製やステンレス製のゴミ箱は、中性洗剤を使って簡単に洗浄できるため、清潔を保ちやすく、臭いの発生を防ぐことができます。
- 1.衛生面の向上
洗える素材のゴミ箱を使用することで、定期的に洗浄することができ、衛生面を大幅に向上させることができます。
プラスチック製やステンレス製のゴミ箱は、中性洗剤を使って簡単に洗うことができるため、細菌やカビの繁殖を防ぎ、清潔な状態を保つことができます。
特に夏場は、高温多湿の環境で雑菌が繁殖しやすいため、洗える素材のゴミ箱は非常に便利です。
- 2.メンテナンスが簡単
洗える素材のゴミ箱は、メンテナンスが非常に簡単です。
汚れが気になった時や臭いが発生した時にすぐに洗えるため、手間をかけずに清潔な状態を維持することができます。また、小ぶりなサイズのゴミ箱を選ぶことで、取り扱いやすく、頻繁に洗浄する際にも便利です。
洗えない素材のゴミ箱は、四隅に汚れがたまりやすいため、洗える素材のゴミ箱を選ぶことで手入れが簡単になります。
ゴミ箱の正しい洗い方
ゴミ箱の臭いをしっかり取り除くためには、以下の手順で洗うことが効果的です。
まず、中性洗剤を使用してゴシゴシと汚れを落とし、その後水でしっかり洗い流します。
洗浄後は、クロスで水分を拭き取り、天日干しをして乾かすと、さらにスッキリと臭いが取れます。
天日干しは、除菌効果も期待できるため、特に夏の間は定期的に行うと良いでしょう。
汚れやすいゴミ箱を清潔に保つ工夫
「ゴミ箱って、意外と放置しがちになります。だから汚いし、嫌なにおいもこびりついています。
特にキッチンや洗面所など水回りのゴミ箱は濡れて汚れやすいので、プラスチック製やステンレス製などの洗える素材、小ぶりでお手入れしやすいサイズのものがおすすめ。」とのこと(弊社インテリアバイヤー)。
洗えない素材のゴミ箱は、四隅に汚れがたまりやすいため、隅まできちんと拭くことが大切です。
ゴミ箱の選び方とメンテナンス
キッチンや洗面所などの水回りで使用するゴミ箱は、特に衛生面を重視して選びましょう。
洗える素材のゴミ箱を選ぶことで、日常のメンテナンスが簡単になり、常に清潔な状態を保つことができます。
また、小ぶりなサイズのゴミ箱は、取り扱いやすく、頻繁に洗浄する際にも便利です。
洗えない素材のゴミ箱を使用する場合は、汚れがたまりやすい四隅をしっかりと拭き取るようにしましょう。
夏こそしたい掃除3:ファブリック製品
カーテンやソファなどの布製品は、夏の湿気や汗が原因でにおいがつきやすくなります。
特にカーテンは、洗濯することで簡単に清潔に保つことができますが、ソファはそう簡単には洗えません。そのため、日常的な手入れが重要です。
ここでは、ファブリック製品のにおい対策として、効果的な掃除方法を詳しくご紹介します。
カーテンの洗濯と手入れ
カーテンは洗濯機で洗うことができるため、定期的に洗濯することで清潔に保つことができます。
洗濯前にカーテンのタグを確認し、適切な洗濯方法を選びましょう。また、カーテンレールやフックも埃がたまりやすい場所なので、取り外して掃除することをお勧めします。
洗濯後は、自然乾燥させることで、カーテンの繊維が傷つくのを防ぎます。
ソファの掃除とメンテナンス
ソファは、汗やにおいがしみ込みやすいファブリック製品の代表格です。
特に座面のクッションと背もたれのすきまやアームの隅には埃がたまりやすく、これがにおいの原因になることがあります。
そこで、以下の手順で掃除機をかけて、ソファを清潔に保ちましょう。
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1.クッションの取り外し
座面やクッションが取り外せるソファは、まずこれらを取り外します。
取り外せない場合でも、隅々まで掃除機をかけるように心がけましょう。
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2. 掃除機の使用
掃除機を使用して、座面や背もたれのすきま、アームの隅などにたまった埃をしっかりと吸い取ります。
特に、取り外したクッションの裏側やソファ本体の隙間は念入りに掃除しましょう。
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消臭スプレーの使用
掃除機をかけた後、ファブリック用の消臭スプレーを使用することで、においをさらに抑えることができます。
天然成分のスプレーを選ぶと、布製品を傷めずに消臭効果を得られます。
定期的な手入れで快適な環境を
ファブリック製品は、汚れやにおいがつきやすいものの、適切な手入れを行うことで清潔な状態を保つことができます。
カーテンは定期的に洗濯し、ソファは掃除機を使って埃や汚れを取り除くことで、においの元を断つことができます。
特に夏場は湿気が多いため、こまめな手入れが重要です。これにより、快適で清潔な居住空間を維持することができます。
夏に掃除をするときの注意点
夏の暑い日に掃除をするのは体力的にも大変ですが、いくつかのポイントに注意することで効率的かつ安全に掃除を行うことができます。
以下に、夏の暑い日に掃除をする際の注意点をまとめました。参考にしながら、清潔な住まいで、快適な夏を過ごしましょう!
冷房をつける
高温多湿の夏場は、熱中症のリスクが高まります。室内で掃除する場合は、エアコンや扇風機を使いましょう。
室温を下げることが重要になってきます。室温が高くなることで掃除中の体力消耗が激しくなり、効率が下がってしまいます。
涼しい環境で掃除をすることで身体への負担を減らし、快適に作業を進めることを意識してください。
こまめな水分補給
暑い時はすぐに休むことが非常に重要です。
特に屋外で活動する際には、適切な暑さ対策を講じることで、健康リスクを大幅に減少させることができます。
無理をして活動を続けると、体温がどんどん上昇し、熱中症のリスクが高まります。
熱中症は、体温が異常に高くなることで発症し、適切な対応を怠ると重篤な状態に至ることも。
無理をせずに、休憩をとる
掃除中に無理をせず、適度に休憩を取ることが重要です。休憩時には体を冷やすことを心掛けましょう。これにより、体内の熱を効率的に下げ、体力を回復させることができます。
適度な休憩と体温管理を行うことで、暑い中でも安全に掃除を進めることができます。熱中症を予防するためには、無理をせず、自分の体調に気を配りながら作業を行うことが大切です。快適な環境で休憩を取り、十分な水分補給と体を冷やす対策を行うことで、夏の掃除を無理なく乗り切ることができるでしょう。
夏掃除にトライしてみて!
夏の掃除は確かに大変ですが、工夫次第で効率的に進めることができます。
エアコンや扇風機を使って涼しい環境を作り、こまめな水分補給を行いながら適度に休憩を取りましょう。これらのポイントを押さえることで、身体への負担を減らし、快適に作業を進めることができます。
また、家電やゴミ箱、ファブリック製品の掃除を定期的に行い、清潔な住環境を維持することが大切です。
この夏、ぜひこれらのアドバイスを参考にして、清潔で快適な空間を作り上げてみてください。
夏の掃除にトライして、気持ちよく過ごしましょう!